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本町・大門(函館)の夜の街ガイド
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出典 27 件 · 一次出典を確かめた日
函館の夜の街は、市電の五稜郭公園前停留場がある本町と、函館駅前の大門の 2 つに分かれています。函館市の中心市街地活性化基本計画も、函館駅前・大門地区から本町・五稜郭・梁川地区までの約200ヘクタールを一つの中心市街地として扱っています4。北海道公安委員会の告示第9号は、接待のある店が午前0時を過ぎても営業できる地域を道内13か所に定めていて、函館市から入っているのはこの本町と大門の 2 区域です14。
行き方
本町と大門は市電で結ばれています。大門側の停留場は函館駅前(DY17)と松風町(DY16)、本町側は五稜郭公園前(DY09)で1、市の計画もこの 3 つを 2 つの地区の停留所として数えています4,5。函館駅前から五稜郭公園前までは約16分です2。大門の真ん中にあるはこだてグリーンプラザへは、松風町で降りて歩いて3分、函館駅前からなら5分です6。屋台村の大門横丁は JR 函館駅から歩いて5分の距離にあります27。函館市は2014年度から2017年度にかけて、函館駅前・五稜郭公園前・中央病院前・松風町などのホームを広げ、新しい上屋を付けました5。
街の成り立ち
大門の繁華街は路面電車といっしょに育ちました。1913年(大正2年)10月31日に、駅前の若松町12番地から松風町370番地先までの約473メートルに電車が通り、この「大門通」が函館で2番目のにぎわいの通りになっていきます7。それより前の1907年(明治40年)には大火をきっかけに函館の遊廓が大森町へまとめて移され、昭和に入るとカフェーやバーが増えていきました8。1934年(昭和9年)の大火のあとは、まちの中心が函館山のふもとから函館駅前・大門地区へ移ります4。昭和40年代まで函館の商店街は十字街・大門・五稜郭の3地区でしたが、デパートが十字街から本町へ移ってから、五稜郭地区の伸びが目立つようになりました9。
街の目印
本町の目印は五稜郭タワーです。初代は1964年12月1日の開業で、今のタワーは2006年4月1日に開いた2代目、避雷針までの高さは107メートルあります3。本町には2017年1月に再開発ビルのシエスタハコダテが竣工し5、五稜郭交差点の地下歩道がこのビルと百貨店をつないでいます4。大門の目印は、電車通りをはさんでブロックに分かれた広場、はこだてグリーンプラザです。1973年に市民の広場として設けられ、2001年度から2003年度にかけて造り直されて、大門祭や函館塩ラーメンサミットの会場になってきました6。2005年10月23日には、第三セクターのはこだてティーエムオーが中心になって26店の屋台村「函館ひかりの屋台 大門横丁」を開き10、駅前には2017年2月に再開発ビルのキラリス函館ができました5。
規模
出かける目的は、本町と大門で違います。函館市が2017年に行った市民アンケート(複数回答)では、平日に本町・五稜郭地区へ出かける目的は「買い物」が56.9%、「飲食」が51.8%で、半分を超える人が「飲食」を挙げました。函館駅前・大門地区は「買い物」30.5%、「飲食」18.4%、「遊び・娯楽」13.0%です5。大門では、2006年11月に大門横丁で始まった飲み歩きの催し「横丁バル」に周りの店も加わって「大門バル」となり、参加は横丁の26店舗から50店舗に増えました11。
営業時間の決まり
風営法は、接待をする店などの「風俗営業」に午前0時から6時までの営業を認めず、例外の地域を都道府県の条例に任せています12。北海道の条例は例外の終わりを午前1時とし、ふだんの日の例外を、商業地域の中の大きな繁華街として公安委員会が選んだ地域に限っています13。函館で選ばれているのは告示第9号の第8号と第9号です。第8号は「函館市梁川町の18番及び19番、本町の7番から11番まで、23番から26番まで及び32番並びに本町の22番及び27番のうち都市計画法第2章の規定により定められた商業地域」、第9号は「函館市大森町の23番から32番まで、松風町、若松町の1番から6番まで、16番から20番まで及び23番から25番まで並びに東雲町の12番から18番まで」で、大門側では松風町が町ごと入っています14。告示第71号の特別な日は、道内どこでも同じ年始・お盆・年末の期間に加え、函館市では函館港まつりが行われる日の翌日です15。接待をせずに深夜まで酒を出す店については、北海道の条例が深夜の営業を止めている場所は住宅地向けの用途地域に限られます13。
客引きの決まり
函館市が公表している主な条例の一覧(くらし・安全)には、札幌市のような市の客引きの条例は載っていません21。本町と大門の客引きは、法律と北海道の条例で規制されています。風営法第22条は、接待をする店が自分で客引きをすることと、客引きのために道で人の前に立ちふさがったり、つきまとったりすることを禁じています12。北海道迷惑行為防止条例第9条は、店の人ではない者が接待飲食の店などの客引きをすることと、体や服をつかむような執ような客引きを禁じ、公安委員会規則で定めた地域では客引きのために人を待つ「客待ち」も禁止して、警察官が中止を命じられるようにしています16。その規則の別表には、函館市の本町側と大門側の2区域が、営業延長の地域と同じ番地で入っています17。路上で声を掛けられても、ついて行かないでください。
料金表示の決まり
料金の表示は、風営法第17条がどの「風俗営業」にも求めていて、店の中の客に見やすい場所に料金を掲げる義務があります12。一方、「北海道性風俗営業等に係る不当な勧誘、料金の取立て等の規制に関する条例」は、公安委員会が指定した区域の店だけを対象にしています18。その区域は告示第58号の「札幌市中央区の南3条から南7条までの西2丁目から西7丁目まで」で、函館の本町と大門はこの条例の区域には入っていません19。
気をつけたいこと
北海道の暴力団排除条例が定める「暴力団排除特別強化地域」は、札幌市中央区の一部と旭川市の一部の2か所で、函館は含まれていません20。函館市は2014年5月1日に市の暴力団排除条例を施行し、市・市民・事業者が一体で暴力団の排除を進めるとしています21。困ったときは、五稜郭町15番5号の函館中央警察署(0138-54-0110)か、函館方面本部の警察相談センター(#9110、または0138-51-9110)に相談できます。相談センターの受付は平日の8時45分から17時30分までで、それ以外の時間は方面本部の当直が受けます。事件や事故で急ぐときは110番です22,23。
冬の函館
函館の雪を、気象庁が1991年から2020年の観測でまとめた平年値で見ると、一冬に降る雪は合計306センチ、最深積雪は45センチで、地面に1センチ以上の雪が残る日は年に98.9日あります。降雪が多いのは1月(91センチ)、12月(79センチ)、2月(74センチ)の順です24。
祭り
函館港まつりは、2025年は8月1日から5日まで開かれました。初日は函館港一帯で第70回道新花火大会、2日は市民が踊りながら進む「ワッショイはこだて」の十字街・松風コース(約1.4キロ、函館駅前交差点を通って松風町で解散)、3日は千代台・五稜郭コース(約1キロ、本町交差点を通過)で、期間中ははこだてグリーンプラザで「大門のまつり」も行われました25,26。告示第71号により、函館港まつりが行われる日の翌日は、函館市で接待のある店が午前1時まで営業できます15。2018年8月には、海外からの観光客に夜の過ごし方を用意しようと「はこだて夜祭りin グリーンプラザ」も開かれています5。
よくある質問
Q01函館の本町や大門の店は何時まで開いていますか?
Q02本町と大門のあいだはどうやって移動しますか?
Q03本町や大門で客引きに声を掛けられたらどうすればいいですか?
Q04函館の店には料金の表示義務がありますか?
Q05冬の函館はどのくらい雪がありますか?
気象庁の平年値では、函館の降雪は一冬で306センチ、最深積雪は45センチ、1センチ以上の雪がある日は年98.9日です。1月だけで91センチ降ります。24
出典27 件 (うち一次出典 26 件)
- [1]函館市企業局交通部「市電の運行時刻(停留場の一覧)」
- [2]五稜郭タワー株式会社「アクセス」
- [3]五稜郭タワー株式会社「施設案内(五稜郭タワー主要データ)」
- [4]函館市「函館市中心市街地活性化基本計画(平成25年3月認定・全体版)」
- [5]函館市「函館市中心市街地活性化基本計画 事後評価(平成30年)」
- [6]函館市「はこだてグリーンプラザ」
- [7]函館市(函館市史 デジタル版)「函館市史 通説編3 5編2章4節7-4-1(市内交通)」
- [8]函館市(函館市史 デジタル版)「函館市史 通説編3 5編2章7節8-2-6(昭和前期の働く女性たち)」
- [9]函館市(函館市史 デジタル版)「函館市史 通説編4 コラム57 郊外型大手スーパーの登場」
- [10]はこだてティーエムオー(函館ひかりの屋台 大門横丁)「「ひかりの屋台 大門横丁」とは?」
- [11]中小企業基盤整備機構 中心市街地活性化協議会支援センター「まちづくり事例 屋台村(ハード)とバル(ソフト)の相乗効果で、まちなかの賑わい回復・拡大を目指す(函館市)」(報道・民間)
- [12]e-Gov 法令検索(デジタル庁)「風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律(法令API)」
- [13]北海道警察「風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律施行条例(北海道条例第77号)」
- [14]北海道公安委員会「告示第9号 営業時間の特例の地域の指定」
- [15]北海道公安委員会「告示第71号 営業時間の特例の日及び地域の指定」
- [16]北海道警察「北海道迷惑行為防止条例」
- [17]北海道警察「北海道迷惑行為防止条例第9条の地域及び命令に関する規則」
- [18]北海道警察「北海道性風俗営業等に係る不当な勧誘、料金の取立て等の規制に関する条例」
- [19]北海道公安委員会「告示第58号 区域の指定」
- [20]北海道警察「北海道暴力団の排除の推進に関する条例」
- [21]函館市「函館市の主な条例の概要【くらし・安全】」
- [22]北海道警察「函館中央警察署」
- [23]北海道警察「警察相談センター」
- [24]気象庁「平年値(年・月ごとの値) 函館 詳細(雪)」
- [25]函館港まつり実行委員会「開港166周年記念函館港まつり行事案内表(令和7年8月1日〜5日)」
- [26]函館港まつり実行委員会「開港166周年記念函館港まつり ワッショイはこだて開催要綱」
- [27]はこだてティーエムオー「大門横丁事業」
一次出典を確かめた日:
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